2024.7.27 バイオリン発表会

こんにちは
バイオリンの榊原です。
今年もバイオリン発表会を7月27日に世田谷美術館で開催いたしました。
それぞれの都合で全員が出演することはなかなか難しいのですが、お互いの日頃の成果を発表する場として、全員が参加出来たら最高に嬉しいな〜、と改めて思いました。
来年に期待です!
以下、発表会でのご挨拶文です。
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コロナ禍以降、1人でレッスンを受ける子が増え保護者の方と顔を合わせる機会がすっかり減り、今日はお目に掛かれるのを楽しみにしておりました。
いつもレッスンにご理解とお力添えをいただき、ありがとうございます。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

今年は高校生達が部活合宿や夏期講習などで欠場が相次ぎ、小学生が多い発表会になりました。
しかしその分、重音や二重奏なども組み込んだバラエティーの富んだ発表会になりましたので、ぜひ一年間の成果を楽しんでお聞きください。

さて、バイオリンが上達する過程でどの時期が一番難しいか、ご存知ですか?
これはダントツで習い始め、です。
高いモチベーションと強い関心がある習いたてのこの時期に、矜持を持って音が出せるか、練習を軌道に乗せられるかが、とても重要になって来ます。
立って腕を捻り上げ、肩に乗せ不自然な格好、長い弓は各指の一点で持ち、しかも斜めに動かし、左右で違う動きをする(小さい子ほど大変!)
この段階を越えれば、一つの山は越えた、と言えます。
その先のビブラートやポジションチェンジと関門はありますが、習いたての半年間に比べれば大した事はないです。 全然、全然! ホントに全然!
皆さんはこれらの山を幾つも超えて、今日を迎えています。 力を尽くして励んで来ましたよ、堂々と胸を張って演奏してください。
これからも、抽象的で目に見えないものに美しさを感じる感性とバイオリンという楽器の世界を深めて行けるよう、出し惜しみしないで指導して参ります。
                       
榊原徳子

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榊原 オブリガート バイオリン教室

「難しい楽器」と思われがちですが、実は、そうでもないんです。 「趣味」 で終わらせず 「特技」 になるところまでご指導いたします。